阪急バスの路線網

阪急バスは、大阪、京都、兵庫の2府1県の三地域と広い範囲に路線網を持ち、主に阪急電鉄、能勢電鉄、北大阪急行電鉄、神戸電鉄の沿線を運行しています。

このため、スルっとKANSAI対応カードが使えるバス会社の中では大阪市バスに次ぎ営業キロ数や停留所数がともに一番多く、加盟局合計のうちの約2割を阪急バス路線が占めています。全国的に見てもこれだけ規模の大きいバス会社はそんなにないと思います。

阪急バスの路線について今回は地区ごとに解説していきたいと思います。

大阪北摂地区には、阪急バスの本社があり、また阪急バスの最大ターミナルである千里中央バスターミナルもこの大阪北摂地区にあります。1970年代の大阪万博や千里ニュータウン開発、さらに北摂地区や川辺郡における新興住宅開発によって路線網を拡大していきました。

神戸地区においては、阪急六甲駅から六甲山上へ向かう路線と三宮駅から有馬温泉に向かう路線の2路線を中心に運行してきましたが、2003年に神鉄バス路線の大部分が加わったことで、神戸市の北区南部もメインエリアになりました。
ちなみに、現在の神戸市営バス・東灘線渦森台方面の路線も元々は阪急バスが運行していたようです。

京都地区・京阪地区の阪急京都線沿線のバス路線は、元々は京阪自動車(現在の京阪バス)の路線でしたが、1949年に譲り受け現在に至っています。

また、阪急バスには通常の路線バスの他に高速バスもあります。
高速バスは、西は中国、四国、九州方面まで運行しており、東は関東、信州、北陸方面まで阪急バスが運行する高速バスを利用することができます。

阪急バスの公式ホームページでは、阪急バスのすべての高速バス路線の空席状況をご確認することができますので、旅行の計画に利用すると良いでしょう。


Posted by やんばるくいね at 12:18 │阪急バス 路線